- 隠れ家飲食店が好き!
- 普段使い出来る寿司屋を探している!
- 横浜エリアの寿司屋を探している!
そんな人におすすめなのが『野毛のおにかい』
野毛のおにかいは横浜エリアでじわじわ話題性を高めている新星店舗!
早速話題のお寿司を食べてきました。
今回は『野毛のおにかい』でいただいたおまかせコースの食レポをお届けします。
『野毛のおにかい』豆知識
『野毛のおにかい』は2022年1月にオープンした席数8席の隠れ家寿司屋です。
桜木町駅から徒歩6分程の野毛エリアに店舗を構えています。
しかし、隠れ家寿司屋で店舗が見つかりにくく、これが特徴となっています!
普通に野毛を歩いていただけでは気が付かない人がほとんどだと思います。
なぜなら、店舗入り口に目印になるものがコースター1枚なのです(笑)
しかも裏路地に入り口があるのでより分かりにくいです。
予約して行く気満々で調べた私でも迷いました…。
地図アプリだけでたどり着くのは困難だと思います。
よって、初めて行く人はこの写真を見てから行ってください!
目指すのは『Café bar Batica39』さんです。
さて、ここから鮨おにかいの解説を始めます。
鮨おにかいは中目黒で話題になっている予約の取れない人気の寿司屋です。
その姉妹店の4店舗目として『野毛のおにかい』がオープンしました。
鮨おにかいは以下をコンセプトにしています。
- 高級鮨をカジュアルにリーズナブルに提供する
- 若手寿司職人に活躍の場を与える
寿司を握れるのは40歳までと決まっているので、若手の修業の場なのでしょう。
野毛のおにかいの大将はおにかい1号店~3号店までの立ち上げに携わってきた坂本和樹さんが務めています。
私が伺った日は大将と若手一人で回していました!
オーダーしたメニュー
この日オーダーしたメニューは『おまかせコース(8,800円)』。
おまかせコースは「お寿司15貫+おつまみ2品+お椀」で構成されています。
ドリンクは別料金で、アラカルトとペアリング(4,200円)が選べます。
私はアラカルトにしました!
では、ある日のおまかせコースをご紹介します!
梅酒 山崎樽熟成
乾杯は山崎樽熟成の梅酒にしました。
ロックかストレートがおすすめだったので、ロックでいただきました。
ウイスキーが配合されているのでアルコール度数は17度と高めですが、適度な甘さで飲みやすく香り豊かで凄く気に入りました。
自宅の梅酒ラインナップに加えようと思っています! 梅酒好き(⁎˃ᴗ˂⁎)
飛竜頭(ひりょうず)とほうれん草のお浸し
一品料理の「飛竜頭とほうれん草のお浸し」からスタート。
飛竜頭は、自家製がんもどきのことです。
出汁がじゅわーっと染み出てきて美味しかったです。
シャリ巻き
赤酢シャリの海苔巻き。
お酢は赤酢2種類+米酢の合計3種類をブレンドしたもの。
色が濃い!
作りたてのシャリなのでお酢が効いていて食欲出ます。
たたみいわしとクリームチーズ
おつまみ2品目は「たたみいわしとクリームチーズ」。
クリームチーズは味噌と和えていて、クリームチーズだけでもおつまみになる味でした!
まぐろ巻き
握りはまぐろ巻きからスタート。
これは巻く前のマグロの写真です。
上から「大トロ→中落ち→赤身の醤油漬け」が重なったもので、これを三味一体の巻物にして手渡されます。
手のひらサイズの大きめの巻物。
最初は大トロの脂感を感じ、最後は赤身の噛み応えが出てきます。
まぐろそれぞれの食感や風味が味わえる面白い巻き寿司でした。
ガリ
お寿司のお供であるガリは薄切りで甘みの少ないタイプでした。
スズキ
シャリが大きめですが、ネタも大きめ。
少々ねっとりした食感が楽しめるスズキでした。
信州サーモン
脂がのっているサーモンですが重くない脂でどこかさっぱり感のあるサーモンでした。
サーモンは寿司屋だと安めのネタですが、美味しいので大好きです!
ホタテ
梨が挟んである面白いお寿司。
梨のジューシーさとホタテのプリッと感とねっとり感がマッチしています。
ホタテは熟成させていて、水分も適度に抜いているようです。
初めて食べた味で好みでした!
金目鯛
金目鯛よりシャリのお酢が香っていて、あまりネタの印象が残りませんでした…。
のどぐろ
少し昆布締めしています。
炙りの香りが香ばしくて良かったです!
小肌
2枚重ねになっています。
小肌のお酢が強くスッキリした味わいです。
鰆(さわら)の醤油漬け
2回スモークして仕上げていました。
まろやかな口当たりでスモークの香りが鼻を抜けます。
握る前の鰆。
この鰆をスモークします!
煙モクモク(*゚ロ゚)!!
スモークのパフォーマンスをするので、撮影タイムになっていました(笑)
あん肝
中に奈良漬が入っている珍しいあん肝の軍艦。
奈良漬がコリコリして良い音がしました。
あん肝が美味しくて好みでした!
うなぎのピリ辛串
うなぎは追加料金の一品料理でした。(値段は不明…笑)
「うなぎは一味を付けて」「ザーサイの浅漬けは胡椒を付けて」食べるのがおすすめ!
うなぎはパリパリ、ザーサイはしょっぱくなくて美味しかったです。
甘鯛蒸し寿司
柚子の良い香りがします。
真鯛の下にからすみが隠れています。(※左上のオレンジ色の物)
からすみのねっとり感と塩気が丁度良く、餡を混ぜるとお寿司というより一品料理のような美味しさでした。
白いか
いかそうめんにした白イカを塩とすだちで味付けしています。
シャリにゴマつけているのでゴマの風味も感じられます。
ねっとり感と甘くてトロっとした感じを味わえます。
塩の粒が大きく食べた時の塩気に差があるため、もう少し統一感があるとより美味しくなると思いました。
海老天海苔巻き
海老天海苔巻きはおにかいの名物です。
ミシュラン一つ星を獲得した「天婦羅みやしろ」が監修した天ぷらの手巻きです。
甘鯛蒸し寿司が提供された頃、カウンターの目の前で天ぷらを揚げていました。
出来立ての海老天です。
これは天丼のような味わいですが、シャリと合わせているのでさっぱり感が加わり軽く食べられます。
尻尾まで食べられ、パリパリさくさくした天ぷらでした。
海老の顎足
天ぷら屋ではおなじみですが、パリパリした海老の顎足も提供されました。
寿司サイダー
珍しい寿司サイダーが気になったので頼んでみました。
「東京新木場 寿司サイダー」は横井醸造工業株式会社(木場にあるお酢メーカー)の商品です。
横濱オリツルサイダーを製造している坪井食品株式会社に依頼して作ったオリジナルサイダーのようです。
米酢が入ってるサイダーなので後味に少しお酢の味がします。
酢っきり(スッキリ)後味とのことです(笑)
面白くて美味しいサイダーでした!
穴子
対馬産の穴子の味付けはタレでした。
柔らかくてふわっとした食感でした。
中トロ
脂の乗り具合が丁度良く、柔らかくて旨味のある中トロでした。
しじみの味噌汁
三つ葉としじみが具材の味噌汁。
身体に染み渡る~!
〆の汁物は欲しいタイプなので味噌汁が出てきて嬉しかったです。
かっぱ巻き
握りの〆はかっぱ巻きです。
おにかいのかっぱ巻きは普通のかっぱ巻きではありませんでした!
きゅうりはぬか漬けを使用し、ブラックペッパーでアレンジを加えています。
ブラックペッパーのバシッとした香りと、あっさりしたぬか漬けきゅうりの味わいが最高で〆に相応しい逸品でした。
好みのかっぱ巻きでまた食べたいと思いました。
お茶
緑茶が提供されコース終了です!
野毛のおにかいがプレミアムな理由
隠れ家寿司屋でありながら、居酒屋感覚でカウンター寿司が食べられるところが良いと思いました。
この日は「ドリンク3杯+おまかせコース+追加一品料理」で13,000円ちょっとでした。
ドリンクの価格と追加一品料理の価格が不明なので内訳が分かりませんが、追加一品料理がなければ1万円ちょっとでカウンター鮨が楽しめるのではないでしょうか。
お酒が好きな人はお酒6種が楽しめるペアリングコース(13,000円)もあります。
関内エリアは高級鮨店が沢山あるので、特にサービスや質の高い鮨を求める人は1人2万円以上の鮨屋に行った方が良いと思いますが、
- お寿司好きの人の普段使い
- 普段は回転寿司だけどちょっと贅沢してカウンター寿司を食べたい人
- カウンター寿司デビューしたい人
にぴったりなお店だと思いました。
客層は客単価7,000円位の少し高級な居酒屋にいそうな30代~40代位の男女が多く、野毛らしい少しざわついた雰囲気です。
パフォーマンスをしてくれるので寿司のエンターテインメントを楽しみたい人におすすめです。
野毛のおにかい予約に関して
平日に訪問しましたが5日前でも予約が取れました。
野毛のおにかいは完全予約制です。
東京の鮨おにかいは予約困難店のようですが、野毛のおにかいはまだ予約が取れる状況です。
予約に関しては詳細ページでご確認ください。
\ 下のボタンをクリックすると予約ページにいきます /
2部制になっており、全員一斉スタートのため遅刻は厳禁です!
その点ご注意ください!